ツェルニーの必要性

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堰ピアノ教室の　おぐら　ひろたか　です。

ピアノを経験されてきた方はほとんどの方が頭を悩まされてきた、ツェルニーのお話しです。

ツェルニーの練習曲にはいくつか種類がありますが、有名どころは、100番・30番・40番練習曲あたりでしょう。

100番練習曲は、初級

30番練習曲は、初級から中級

40番練習曲は、中級から上級への橋渡し

50番練習曲は・・・・

と続きますが、今回は30番練習曲・40番練習曲を中心にお話を進めます。

ツェルニー30番は主に、ピアノを弾く上で欠かせない基本的なテクニック（レガート奏法・音階・アルペジオ・跳躍等）に加え、指の強化・癖のある指使いの克服を目的としています。

例外もありますが、基本的に30番の練習曲は"指の使い方"を徹底的に勉強する練習曲となっています。

それに対してツェルニー40番は、30番で得た"指の使い方"をさらに応用・発展させると共に、手首や腕などの柔軟性を養う練習曲が多く書かれています。

また40番練習曲からは曲が長くなります。基本的には30番練習曲と同じ見開きで済みますが、音符が小さくなり、小節数も多くなります。

このことから、身体の使い方をマスターすることと、長い曲でも疲れずに演奏をする持久力を養う目的があることが伺えます。

弾く人のソルフェージュ能力や音楽的な素養にもよりますが、40番練習曲をしっかりと弾けるテクニックがついていれば、簡単なショパンのエチュードにも手が届くようになります。

ツェルニーの練習曲は譜読みをして、ただ指を動かして…という練習は大幅な時間のロスになります。

久地 堰ピアノ教室では、手首や腕の使い方を効率的に用いて、『楽に弾ける』ピアノの演奏法習得を目標にして生徒さんにレッスンをしております。

無料体験レッスンでお試しください。